バスケットボールBリーグ1部東地区のレバンガ北海道は30日、YouTubeのクラブ公式チャンネルで19-20シーズンのファン感謝祭を実施した。今年は新型コロナウイルスの影響でオンライン上での開催。今季限りで現役を引退した折茂武彦社長(50)、主将を務めた桜井良太(37)のベテランコンビがMCを務め、終始イベントを盛り上げた。

イメチェンでファンを驚かせたのは折茂社長の引退でチーム最年長となった桜井。イベント前に出演したラジオ番組などで髪を染める話をしていたことから銀髪姿で登場し「金髪にしようかと思ったんだけど…。シルバーなんですが、白髪っぽく見える」と苦笑い。ただ一緒に登場した50歳の折茂から「無理がある、無理が。37歳だもん」と突っ込まれると「結局(折茂社長は)自分が一番目立ちたいから焼きもちを焼いている」と応酬するなど、冒頭からファンを盛り上げた。

トヨタ自動車時代からの盟友に注目が集まる中で折茂社長も主役の座を譲らない。テレビ会議アプリ「Zoom」を使ったチームメートとのクロストークでは自ずと自分が話題の中心に。また多嶋朝飛(31)川辺亮平(25)が参加したクイズ大会でも大はしゃぎ。得点が3倍になった最終問題「折茂武彦の通算得点は?」のチャンスクイズにただ1人「1万238点」と正解を解答して逆転優勝。桜井から「出来レース」と非難されながらも、終始満面の笑みで特典の食事券を獲得していた。

約2時間のイベント終了後には折茂社長から自身引退後初のシーズンとなる来季について「来シーズンは10月からスタートする予定ではありますけど、なかなか厳しい状態が続いている。開催できるかも不透明な中ですが、クラブとしてしっかりと皆さんに良い姿を見せるように準備をしていきたいと思いますので引き続きレバンガ北海道を応援して頂ければと思います」と、あいさつして締めくくった。