関西学生アメリカンフットボール連盟は5日、大阪市内で理事会を開き、今秋の1、2部の公式戦を史上初めてトーナメント方式で行うことを決めた。開幕は10月10か17日で、準決勝まで無観客。決勝は11月28か29日に大阪・万博陸上競技場で行う予定で、観客を入れる方向で調整する。なお1~4部の入れ替えはなし、昨秋のリーグ戦順位を来季に持ち越す形とする。3、4部はリーグ戦を行うが、オープン戦扱いとなる。

1部トーナメントの1回戦は昨秋リーグ戦順位により、1位立命大-8位桃山大(2部から昇格)、2位関学大-7位同大、3位神戸大-6位近大、4位関大-5位京大。優勝校は東西王座決定戦として実施する甲子園ボウル(12月13日)の代表校となる。

同連盟の山田恒治専務理事は1部決勝戦の有観客プランを「全席指定、オンライン予約を考えている。観客数は全く未定ですが、会場のキャパシティーを考えたら5000人ほど」と説明。また甲子園ボウルも「観客を入れる方向」と話した。新型コロナウイルス感染で優勝校が甲子園ボウル出場を辞退する状況になった場合「連盟推薦で他の大学を出場させる」とした。