関東大学バスケットボール連盟は21日、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、今季のリーグ戦中止を発表した。1~5部で構成される同連盟は男子の強豪がひしめき、昨年の全日本大学選手権を制した筑波大や、特別指定選手としてBリーグ三遠で活躍した河村勇輝(福岡第一)が今春入学した東海大などが所属。昨年は8月下旬から11月上旬にかけてリーグ戦が実施された。

中止に至った最大の要因は試合会場を確保できなかったこと。従来は公共体育館と各大学体育館の両方を活用して日程を消化してきたが、公共体育館は約50日分を確保する見通しが立った一方、各大学の体育館に関してはコロナ禍もあり、使用のめどがつかなかった。連盟は選手の活躍の場を設けるべく、確保した公共体育館を活用しての代替大会実施を目指しており、期間は10月10日から12月26日を予定している。