今季就任した同大の伊藤紀晶ヘッドコーチ(HC)が初陣を飾った。

試合開始早々に、トライを決めると、14-7の前半30分頃、日本代表の1つ下のカテゴリーであるジュニアジャパンに選出された、WTB和田悠一郎(3年)が、ハーフウエーライン付近から2人をかわして独走。追加点を奪った。摂南大もSH三田村直輝主将(4年)が、独走トライを決めるなど、実力を見せつけたが、及ばなかった。

伊藤HCは神戸製鋼で活躍し、今季から指揮を執っている。摂南大の瀬川智広監督も、16年リオ五輪で7人制ラグビー日本代表を4位に導いた実績を持ち、今季就任した。新指揮官同士の対決を終え、伊藤HCは「ミスが多くてリズムに乗れなかった。ディフェンスからリズムを作り、しっかり点を取れるチームにしたい」と語った。