新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで、各国・地域の国内オリンピック委員会が参加する選手団団長会議が12日、オンラインで開催された。

約300億円の削減効果を見込む五輪簡素化について組織委の森会長は「ご迷惑をかけるかもしれないが延期を機に新しい五輪の形を東京がつくっていきたい」と理解を求めた。国際オリンピック委員会のバッハ会長は検査方法やワクチン開発に期待を寄せ「来夏に世界がどのような状況であれ安全な五輪を開催する準備ができている」とアピールした。