「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の主将、入江陵介(30=イトマン東進)が男子100メートル背泳ぎで、16年リオデジャネイロ五輪背泳ぎ2冠のマーフィー(米国)を撃破した。

最初の50メートルは24秒24の4位で折り返し。後半の50メートルでマーフィーら3人を抜いて49秒91で1位になった。下位に大差をつけてボーナスポイント3点もプラスして12点をもたらした。

かえる軍団の主将は、同第3戦最終レースとなった男子50メートル背泳ぎの「スキンズレース」にも出場した。

「スキンズレース」は、ISL独自のルール。3分サイクルで続けてレースが行われ、下位選手が脱落していく生き残りマッチ。8人→4人→2人と3段階に分かれて行われる。泳ぐ力とともに、心身ともにタフさが求められる。しかも3レースそれぞれにポイントが加算されるため、勝ち抜けば、大量得点になる。

入江は決勝まで勝ち残って、最後はマーフィーと文字通り1対1のガチンコ勝負。スタートから大接戦を演じた。マーフィーとわずか0秒08差の24秒79で敗れたが、主将としてチームを鼓舞するレースを見せた。