「東京フロッグキングス」(北島康介GM)の大橋悠依(25=イトマン東進)が、日本新の2分3秒93で1位になった。自身が持つ日本記録2分5秒04を大幅に更新した。タイムを確認すると、仲間たちに向けて右腕を大きく突き上げた。

前半の100メートルはトップと0秒04差の2位で折り返した。平泳ぎで先頭に立つと、自由形でラストスパート。自身の記録を一気に1秒以上も更新。大差をつけるボーナス点も3点加えて1レースで12点を獲得だ。

準決勝前日には「200メートル個人メドレーは結構タイムが出ている。2分5秒0台では泳げている。準決勝では2分4秒台を出して勝ちたい」と話していた。その言葉を超える2分3秒台を出して、目を見開いた。

準決勝は、予選リーグを勝ち抜いた8チームが2組に分かれて対戦。各組上位2チームが決勝(21、22日)に進出する。