バスケットボール男子日本代表合宿に参加中のギャビン・エドワーズ(32=B1千葉)が20日、オンライン取材に応じ、「高いレベルで、お互いが切磋琢磨(せっさたくま)してやれている」と話した。

米国出身で、今年1月に日本国籍を取得した。その決断について「オリンピックだけが理由ではない、日本での居心地が良く、家族も文化を気に入った」と説明する。日本代表の活動に参加するのは今回が初めて。「トップ選手とともに国を代表してプレーできることは光栄だし、誇れること」。表情に充実感があふれた。

国際連盟の規定では、16歳以降に国籍を変えた選手の代表登録は1人まで。昨年のW杯で主力を務めたファジーカス(B1川崎)や、昨年12月に日本国籍を取得したロシター(B1宇都宮)とその座を争う。身長206センチの大型プレーヤーは、「ビッグマンとしての仕事をこなし、ラマス監督の要求に応えることが大事」。代表入りに向け、力強くアピールを続けていく。