コロナ禍による中断期間を経て久々に開催された大会は波乱が相次いだ。

女子形の清水希容は大会最多に並ぶ8連覇を逃し「連覇が途切れ、ただただ悔しい」と無念の表情。体重無差別の組手では女子で東京五輪61キロ超級代表の植草が3回戦で敗れ、「準備しきれていなかった」と涙した。55キロ級代表の宮原は優勝した沢江に初戦の2回戦で屈した。61キロ級代表候補の染谷真も4回戦敗退だった。