東地区6位の秋田ノーザンハピネッツが、同8位の横浜に82-86で痛恨の逆転負け。B1でのチーム記録を更新中だった連勝が5で止まった。

最後はミスで自滅した。最大17点差を追う展開から1度は6点リードと突き放すも、第4クオーター(Q)残り1分を切って横浜森井に連続スチールを許し、逆転された。残り16秒、82-83から秋田細谷が放った3点シュートはリングの枠に弾かれ、大勢は決した。チーム最多の16得点、6アシストの細谷は「自分たちのミスで失点して負けてしまった」と悔しさをにじませた。前田ヘッドコーチは「負けゲームから勝ちゲームに持っていけたのは良かった。でも、そこをしっかり勝ち切らないといけない。チームとして反省点の多い試合だった」と収穫と課題を口にした。

敗戦の中の光明は、6日の広島戦で鼻骨を骨折した中山主将が、フェースガードを着用して戦線復帰。第1Q中盤から途中出場し、第3Q終了間際には3点シュートをブザービートで決めた。22分49秒の出場で7得点3アシストと元気にプレーした。今日も敵地で横浜と対戦。下位に取りこぼしは許されず、勝利で次節年内最後のホーム戦につなげたい。【佐藤究】