日本代表の稲垣啓太(パナソニック)の母校・新潟工が接戦を制し、2回戦に駒を進めた。

強力なモールで決めた。2点を追う後半1分、ゴールまで約10メートルで、ラインアウトからのモールを押し込み逆転トライを奪った。さらに、同13分に、再びモールを押し込み、突き放した。

全員で攻守に走り抜く運動量が持ち味で、自信のセットプレーを中心にゲームを進めた。スクラムでは終始相手を圧倒し、優位に試合を展開した。試合終了間際に2点差まで追い詰められたが、しのぎきり勝利をものにした。目標とする初の日本一へ第1歩を踏み出した。