Eternity(栃木)が、55-53でJamaneyユース(石川)をゲーム終了間際に振り切り、ベスト8に進出した。立役者は187センチのエース齋藤翔太(3年)で、52-52の同点で迎えた試合時間残り43秒に、決勝の3点シュートを決めた。

Eternityは、第2クオーター(Q)に主将の北條勇吹(いぶき、3年)のゴールで逆転すると、前半を終えて30-24と6点差をつけた。しかし、後半は相手の追い上げで、試合時間残り1分8秒で同点とされてしまう。ここで、北條が「最後まで走るよ」とコート内で手をたたきながら、チームを鼓舞。すると、それに応えるかのように齋藤の値千金のゴールが決まった。

「ここで入れなきゃ、僕の責任で負けると思った」という齋藤。「入って本当に良かった。こういう結果になってうれしい」と安堵(あんど)した表情を見せていた。