東京オリンピック(五輪)で金メダルに挑む新体操団体の日本代表「フェアリージャパンPOLA」が7日、21年の抱負を発表した。新型コロナウイルスの影響で、拠点とする都内の国立科学スポーツセンターでの報道陣に向けた練習公開ができず、写真と映像で近況が報告された。

21年のテーマは「心身共に軸強く」で、杉本早裕吏主将は「1人1人が心も体も軸を感じて、ぶれずに最後までやり切ります」と説明した。コロナの影響で五輪の開催も不透明な状況だが、競技でも基本となる体の軸を精神面にも求めていく。

毎年、新年の練習初めには、練習場で各選手が大きな声で個々人の今年の抱負を発表するのが伝統となっている。今年は映像で各選手が声を張る姿が届けられた。以下が、それぞれの誓いとなっている。

 

杉本早裕吏 新体操選手として自分らしさを最後まで貫き通し、やり切ります。

 

松原梨恵 今年は毎日目標を掲げて、それを毎日それを達成し、笑顔で今年1年終わることです。

 

横田葵子 練習できることに感謝の気持ちを忘れずに笑顔で最後までやり切ります。

 

熨斗谷さくら 自分らしい演技をして、人々を感動させる演技をすることです。そのために自分と向き合い、変化を恐れずに挑戦したいと思います。

 

竹中七海 東京五輪で金メダルを獲得するために、毎日の目標をやりきって、競技者としてだけではなく、人としても成長できるように頑張ります。

 

鈴木歩佳 日々、成長し続け、私たちの演技で日本中のみなさんを笑顔にします。

 

今岡里奈 正しい体の使い方を習得し、強い体をつくり、常に明るく輝ける選手になります。

 

稲木李菜子 競技だけでなく、人間として成長できるように日々の生活でも気を付けて行動します。競技面では自分の良さをもっと磨けるように頑張ります。

 

末永柚月 常に軸の意識を持ち、毎日笑顔でやりきった練習をできるように頑張ります。

 

生野風花 日々成長できるよう、毎日目標を立て、やりきれるようにします。去年やってきた体の使い方を演技にもいかしていけるようにします。