女性問題で昨年末まで活動停止を受けた競泳男子の瀬戸大也(26)が、ジャパン・オープン(2月4~7日、東京アクアティクスセンター)にエントリーしたことが8日、分かった。種目は200メートル、400メートルの個人メドレー、200メートルバタフライの3つ。最初のレースは、大会第2日の2月4日に行われる本命の400メートル個人メドレー。出場すれば、昨年9月13日埼玉屋外AG大会以来144日ぶりの復帰レースになる。

◆ジャパン・オープン 日本水連が主催する長水路(50メートルプール)の大会。例年は5~6月に開催されているが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大に伴って延期された。五輪イヤー以外の年では、4月の日本選手権後に、追加の代表選考会とされるケースがある重要大会。延期された今年は、2月4~7日まで五輪本番会場の東京アクアティクスセンターで開催される。東京五輪代表は4月の日本選手権で決まるが、新型コロナウイルスの影響でやむを得ず出場できない選手については、ジャパン・オープンのタイムを選考対象にする特例措置が設けられている。