NBAウィザーズの八村塁(22)が5試合連続で先発し、約37分間の出場で17得点、5リバウンド、3アシスト、2スチール。出場時間は今季最長、得点数は今季最多タイだった。後半に13得点と得点を伸ばし、「守備から勢いが乗っていった感じがした」と振り返った。

ハーフタイムにブルックス監督から「後半はもっとアグレッシブに守備をしよう」と声を掛けられたという。その言葉を受けて守りからリズムをつかんだことで、攻撃にも好影響が出た。

第3クオーター(Q)、まずは体を回転させながらのシュートを決めると、得意のミドルレンジからのジャンプシュートにも成功。さらにボールを奪って自らドリブルで持ち込み、左手でレイアップシュートを決めて2試合ぶりの2桁得点に乗せた。第4Qには速攻や3点シュートを決めるなどした。

チームは第3Q途中に最大28点差をつけられていたが、そこから大きく挽回。一時は4点差まで詰め寄ったが及ばず、八村は「チームとしても勝ちたい思いはもちろんある。明日も試合があるので切り替える」と話した。

2勝7敗となったウィザーズは、9日(日本時間10日)は本拠地に戻りヒートと対戦する。