早大(関東対抗戦2位)が天理大(関西1位)に敗れ、大会2連覇を逃した。通算17回目の優勝、同6回目のV2はならなかった。昨年の準決勝では52-14で突き放した相手だが、リベンジされた。

07、08年度以来12大会ぶりの2連覇を達成できず。昨季のSH斎藤直人、SO岸岡智樹、CTB中野将伍ら1年時から活躍するタレントが抜けた後、今年はNO8丸尾崇真主将(4年=早実)以下、チームで一丸となって2年連続33度目の決勝に進んだ。しかし、目指す頂に届はかなかった。

それでも、チーム初トライを奪ったプロップ小林賢太(3年)をはじめ、FB河瀬諒介、長田智希(ともに3年)やフランカー相良昌彦(2年)村田陣悟(1年)SH小西泰聖、SO吉村紘(ともに2年)WTB槙瑛人(2年)CTB伊藤大祐(1年)ら、下級生は粒ぞろい。来季の巻き返しへ、大舞台で味わった悔しさを糧にする。【木下淳】

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