16年リオデジャネイロ五輪金メダルの萩野公介(26=ブリヂストン)が、4分13秒91で優勝した。前半を1分59秒85で2分を切るペースで入った。

五輪派遣標準記録4分15秒24も、昨年12月の日本選手権に続けてのクリアとなった。

萩野は「トータルのタイムはあれ(それほど)ですが、前半にしっかりいくつもりでちゃんといけた。すごく収穫のあるレースでした。4月に向けて、こういうレースをしていかなきゃいけない。僕の強みは前半(の2種目)」と話した。

予選は全体トップの4分18秒47で決勝に進出した。前半の200メートルを2分2秒22で折り返し、そのまま大差をつけてフィニッシュしていた。

萩野は今大会が新年初レース。昨年12月の日本選手権では個人メドレー2冠を達成。ともに五輪派遣標準記録をクリアしており、復調傾向にある。最終日の24日は200メートル個人メドレーにエントリー。東京五輪代表選考を兼ねた4月の日本選手権(東京アクアティクスセンター)に向けて、はずみをつける。