バスケットボールBリーグ1部(B1)の琉球ゴールデンキングスは26日、福岡第一高3年のハーパー・ジャン・ジュニア(17)が特別指定選手として加入すると発表した。背番号は31。来月9日に誕生日を迎えるハーパーは、B1史上最年少入団。この日の入団会見で、「得意としている力強いドライブをBリーグでも生かしたい」と語った。最短で来月6日のレバンガ北海道戦からベンチ入りする見込み。

クラブのホームタウンである沖縄県沖縄市出身。「子供のころからキングスの試合を見ていた。憧れのような存在のキングスに入団することになり、夢のよう」と目を輝かせた。

U16日本代表に選出されたこともあるポイントガード。強豪・福岡第一高で主将を務め、昨年末のウインターカップではベスト8進出の原動力となった。今春からは東海大に進学することが決まっている。

特別指定選手は、大学や高校のチームで活動する若手選手が、所属チームに在籍したままBリーグ公式戦に出場できる制度。昨季はハーパーの先輩にあたる福岡第一高の河村勇輝(現東海大、横浜ビー・コルセアーズ)が同制度で三遠ネオフェニックスに加入し、18歳8カ月のB1最年少デビューを記録するなど活躍。今年1月には、京都・東山高3年の米須玲音も川崎ブレイブサンダースに入団した。