V・プレミアリーグ1部のデンソーは1日、米沢中央(山形)佐藤吉野(3年)が、来年度の入社内定選手に決まったと発表した。

佐藤は最高到達点295センチの高さを生かしたプレーと安定したレシーブを武器に、1月の全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)では同校過去最高成績に並ぶ16強入りに貢献。また2年時の19年にはU-18世界選手権に出場し、日本を全20チーム中5位に導いた。

デンソーは72年創部で日本一は過去に3度獲得しているが、リーグ戦での最高成績は07年度の準Vだ。佐藤は「先輩方のプレーを観察して、上手になるという意識を持ちたい。Vリーグの1位を取りたい」と新天地での飛躍を誓った。

◆佐藤吉野(さとう・よしの)2002年(平14)6月30日生まれ、山形・庄内町出身。余目一小3年時に、あさあけスポーツ少年団でバレーボールを始める。余目中3年時に全国中学選抜の一員としてオランダ遠征を経験。ポジションはアウトサイドヒッター。183センチ。家族は母、兄、姉。趣味はストレッチ。