三遠ネオフェニックスは今季の浜松での最終ホーム2連戦で連敗したが、チーム3季目のポイントガード寺園脩斗主将(26)が意地を見せた。

先発して約30分プレーし、チーム最多の21得点8アシスト。3点シュートを6本中3本決め、ホームの観衆を沸かせた。しかし、勝率6割の強豪チームの攻撃を止められず、2試合連続の100失点超え。守備に課題があるのは明らかだった。

寺園は「1試合目から修正できているところもあったが、相手を70点台に抑える守備が必要」と強調。チームメートの守備の戻りが遅いところを相手に突かれ、失点を重ねた。「ピンポイントで速攻を仕掛けられた」と振り返った。

次戦は10日のアウェー京都戦。西地区8位の相手に勝ち、同9位からの浮上のきっかけをつかみたい。寺園は「チームで何が悪かったのか話し合い、監督からの指示で修正したい」と前を向いた。【倉橋徹也】