日本アイスホッケー連盟は22日、男子代表監督にカナダ出身のリック・キャリアー氏(62)が来月1日付で就任すると発表した。男女の育成年代における強化活動にも参加予定。12年から現在までNHLオイラーズの選手育成部長として選手強化を担当しており、90年から2シーズンは日本リーグの西武鉄道でコーチを務めた経歴も持つ。

日本連盟を通じてキャリアー新監督は、「男子代表チームのコーチ陣とともに活動することを楽しみにしています。また将来の日本代表でプレーする選手を育てることも楽しみです。

すべての年代で日本のアイスホッケーが進化することが重要。そのプロセスに精いっぱい努力することを約束します」とコメントした。

岩本裕司現監督と山中武司前女子代表監督はコーチとしてキャリアー新監督をサポートする。

男子代表は来年の北京大会出場を逃しており、98年長野大会を最後にオリンピック(五輪)出場から遠ざかっている。