瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が、今大会の勝負レースに出陣した。代表権を持っていない200メートルバタフライで1分55秒20で2位。この種目でも東京五輪切符をつかんだ。

レース後は「このタイムで(代表内定が)決まったのはラッキーだなと思います」と第一声。「あまり緊張感というか、夏に向けて自分の泳ぎをしたいという思いだった。遅いですし、いい練習になったかなと思います。まだまだレースもできてないですし、最後の50メートルはヘロヘロ。夏に向けて強化して、いいタイムを出してメダルを取りたいと思います」と意気込んだ。

派遣標準記録は1分56秒25。準決勝で5人が突破するなど、代表争いが激しくなっている種目だった。瀬戸は5日の準決勝後に「日本記録(1分52秒53)保持者としてのプライドもあります。しっかりここは勝たないと」と話していた。

今大会は200メートル、400メートルの個人メドレー、200メートルバタフライにエントリーした。19年世界選手権は個人メドレー2冠=代表内定。200メートルバタフライは銀メダルだった。3種目目の代表権を目指して、同種目に出陣していた。