今季初の日本人対決が持ち越しとなった一戦でラプターズの渡辺雄太(26)が存在感を示した。

103-101で勝利したホームでのウィザーズ戦に途中出場し、約17分半のプレーで2得点、3リバウンド、2アシスト、1スチール。NBAコメンテーターの塚本清彦氏は守備での貢献も評価した。ウィザーズの八村塁(23)は右肩の張りで2試合連続欠場。渡辺が欠場した2月10日に続いて日本人対決は実現しなかった。

   ◇   ◇   ◇

第2クオーター開始から投入された渡辺が躍動した。速攻からのダンクを決めると、その後はスチールを記録するなど主に守備で奮闘した。後半には元MVPのウエストブルックともマッチアップし、堂々と渡り合った。今年2月、八村との直接対決が期待された際は渡辺が直前に左足首を捻挫し、この日は八村が欠場。すれ違いが続くが、5月にも直接対決が組まれている。試合後に渡辺はツイッターで「次はお互い万全の状態で」と呼びかけた。