クボタが、ラスト1プレーで逆転負けを喫した。

6点リードの後半30分、40分にWTBゲラード・ファンデンヒーファー(31)がPGを狙ったが失敗。同42分に相手WTB高橋のトライ、SOクロニエのゴールを許し、逆転された。

前半38分にはプロップ山本剣士(23)、同41分には19年W杯日本代表フランカーのピーター・ラピース・ラブスカフニ(32)が反則の繰り返しによる10分間の一時退場(シンビン)。13人で戦う場面もある中で粘っていた。15年W杯日本代表CTB立川理道主将(31)は「点差を見てもらえれば分かる。すごく残念ですが、ここからしっかりと自分たちを立て直すことが大事。この負けが、この先のプレーオフに向けて重要になってくる。少し時間は空くが、修正しながら戦っていきたい」と力を込めた。

試合前時点で同じ勝ち点だったトヨタ自動車に敗れ、紅組3位通過。順位はトップリーグ(TL)16チーム、トップチャレンジリーグ(TL2部相当)上位4チームが参加するプレーオフトーナメント(17日開始)に反映される。

クボタの初戦は24日の2回戦(東京・江戸川区陸上競技場)。存在感が光る19年W杯南アフリカ代表フッカーのマルコム・マークス(26)は「こういう形の試合は毎回、いい気持ちじゃない。学ぶことが一番大事。良かった部分をポジティブに捉えて、そこをさらに上げていく。良くなかった部分を改善する」と成長を誓った。【松本航】

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