男子フリーでネーサン・チェン(米国)が貫禄を示した。

冒頭の4回転フリップ成功で流れに乗り、演技終盤の3連続ジャンプにミスがあったが203・24点で1位。18年平昌五輪以降、国際大会で無類の強さを誇り、世界選手権は3連覇中だ。22年北京五輪では、SP17位と出遅れ5位となった18年平昌五輪の雪辱を目指す。21歳は「毎回勝つことはできない。慣れることもできない。五輪シーズンへ、みんながさらに強くなってくる。自分も、それに追いついていきたい」と誓った。