2年に1度の団体戦が競技最終日を迎え、日本は計107点の3位となった。ロシアが125点で初優勝し、2位は前回王者の米国で110点数だった。

17年以来2大会ぶり3度目の優勝を目指した日本は初日、2日目と3位。この日はペアのフリーで三浦璃来(19)木原龍一(28=ともに木下グループ)組が3位、女子フリーは坂本花織(21=シスメックス)が自己ベスト更新の150・29点で2位と健闘したが、順位を上げることはできなかった。腰痛を抱えながら強行出場した紀平梨花(トヨタ自動車)は132・39点で5位だった。

女子フリーは、世界選手権優勝(3月、ストックホルム)で優勝したアンナ・シェルバコワ(ロシア)が1位。同2位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は坂本に次ぐ3位だった。

前日までは、男子の羽生結弦(26=ANA)がショートプログラム(SP)もフリーも2位の成績などを残していた。

大会は09年に始まり、今回で7回目。国際スケート連盟(ISU)は、この6カ国対抗を22年北京五輪(オリンピック)のテスト大会にも位置付け、日本スケート連盟と連携し、日本以外の5カ国から選手を集めて有観客で開催した。