バスケットボールB3リーグのベルテックス静岡が4日、チーム最多記録の連勝を「11」に伸ばした。ホーム静岡市中央体育館で第18節2試合目の岐阜スゥープス戦に臨み、83-78で勝利。アウェーの前節から続いた岐阜との4連戦を全勝で終えた。

3日の今節1試合目でみせた31点差とは異なり、5点差での辛勝だった。攻守対策してきた相手に我慢の展開が続く中、チームをけん引したのはムッサ・ダマ(24)。2点シュートを15本中12本、自投も8本中7本成功させ、チーム最多の31得点を挙げた。「展開の速い攻撃を意識した」という通り、速攻からのダンクや、素早くリング下に切り込み、空中でパスをキャッチしてダンクするシュートを何本も披露。守備に関しても「チームが(残り試合で)全勝を目指す中、良くなっている」と話した。

チームは24勝8敗で、順位は4位のまま。しかし、首位とのゲーム差はなくなった。次節は14日から、現在10位の鹿児島レブナイズ(5勝25敗)と対する。このホーム2連戦(静岡県富士市立富士川体育館)を含めて残り8戦。頂点を目指し、負けられない試合が続く。【倉橋徹也】