4月から法人化した日本ハンドボールリーグは24日、オンラインで新体制を発表し、理事として日本フェンシング協会会長の太田雄貴氏(35)らの選任を発表した。6月下旬の定時社員総会を経て正式に就任する。太田氏は「ハンドボールはポテンシャルがたっぷりある。代表理事を最大限支えたい」と話した。

同リーグは初代代表理事として、バスケットボールBリーグの運営などに関わった葦原一正氏(43)がすでに就任。葦原代表理事を含めて理事会は10人で構成される。

葦原代表理事は、太田氏を理事として起用した理由について「メディアバリューがあるから選任しているわけではない。最も期待しているのは、国内や国際的な場所での実務経験」と説明。国際フェンシング連盟副会長なども務めるその手腕に期待を寄せた。

理事選定においては、<1>少数精鋭<2>外部理事登用<3>女性積極登用<4>若手積極登用を基本方針にしたという。外部理事および女性の割合はいずれも4割。また全10人の平均年齢は43・5歳と、若い顔ぶれがそろった。