東京オリンピック(五輪)バスケットボール男子日本代表候補の安藤周人(26)が、Bリーグ1部(B1)の名古屋ダイヤモンドドルフィンズからアルバルク東京に移籍することが3日、両チームから正式発表された。

安藤は加入先のA東京を通じ、「チームの一員になれることを大変光栄に思います。少しでも早くチームになじんで、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」とコメントした。

精度の高い外角シュートに加え、ドリブルの突破力もあるシューター。今季はレギュラーシーズン51試合に出場し1試合平均8・9得点だった。先月中旬に発表された日本代表候補20選手の1人で、東京五輪での活躍を目指す。

名古屋Dには約5年間所属した。「ドルフィンズというチームがここまで育ててくれたおかげで今の自分がいると思っています。だからこそ、本当にこれでいいのかとすごく悩みましたが、自分自身新しい道でチャレンジしたいという思いが強くなり、このような決断に至りました」と、これまで応援してくれたファンに報告し、感謝を告げた。

◆安藤周人(あんどう・しゅうと) 94年6月13日生まれ、三重県出身。三重・四日市工高から青山学院大学に進み、Bリーグの名古屋Dに入団した。19年中国ワールドカップ(W杯)日本代表。ポジションはシューティングガード。身長190センチ、体重88キロ