バスケットボールのBリーグは4日、レギュラーシーズンの表彰選手を発表する「Bリーグ・アワード・ショー」の最終日をオンラインで開催し、金丸晃輔(32=シーホース三河)がMVP(最優秀選手賞)を初受賞した。

金丸は「いつか取りたいと思っていた。(リーグ創設)5年目でようやく取れてうれしい限り」と喜んだ。

今季は53試合に出場し、1試合平均16・8得点。得意とする3点シュートの成功率は自己最高46・6パーセントに及んだ。

表彰式では今年に入って実弟が亡くなっていたことを明かし、「弟に最高のプレゼントになった。弟からもらったものかなと思う」と感慨に浸った。

金丸は5年連続5度目となるベスト5も受賞。ほかには富樫勇樹(千葉ジェッツ、5年連続5度目)、藤井祐真(川崎ブレイブサンダース、2年連続2度目)、ファジーカス・ニック(同、3年ぶり3度目)、ジュリアン・マブンガ(富山グラウジーズ、初)が選ばれた。

藤井は2年連続2度目のベストディフェンダー賞と、そしてベストタフショット賞も初受賞。ベスト6thマンには橋本拓哉(大阪エヴェッサ)初めて選ばれた。