世界ランキング10位の日本女子代表が、同48位のポルトガル代表を68-43で下して2連勝とした。序盤から守備が機能し、前半を36-21で折り返すと、後半はさらにリードを広げた。

4本の3点シュートを成功させたオコエ桃仁花(もにか、22=富士通)が、チーム最多に並ぶ12得点、5リバウンドと存在感を発揮。「自分の仕事は3ポイントとディフェンス。日本のために頑張っていきたい」と胸を張った。

1学年違いの兄・瑠偉はプロ野球楽天に所属。東京五輪が近づく中で、「これまでと変わらず連絡を取り合ってるし、サポートしてくれている。良いライバルでもある」。兄妹の絆の深さを口にした。

ホーバス監督は桃仁花が持つポテンシャルについて「天井が高い」と表現。上半身の強さにも言及したうえで、ゴール下付近での働きにも期待した。