世界57位の錦織圭(31=日清食品)が、フルセットで逆転負けを喫した。同52位のコルダ(米国)に6-2、3-6、5-7で敗退した。試合後の会見で、錦織は「全仏前から、この2~3週間、長引いている」と、右手首を痛めていることを明かした。試合中にも、右手首にテーピングをしていたが、痛がるようなそぶりはなかった。17年に右手首の腱(けん)を脱臼したのと同じ箇所で「場所的には一緒。大会前から炎症的なものがあって、この大会もどうしようか迷っていた」と、欠場も考えていたことを明かした。

ただ、ウィンブルドンまで約10日あり、「ここでしっかり治しておきたい。たぶん、大丈夫だと思う」と話した。ウィンブルドンは28日に開幕予定だ。

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