競泳国際リーグ(ISL)に参戦する「東京フロッグキングス」(北島康介GM)は22日「ISLドラフト」におけるプロテクト選手の第1弾として、5人を発表した。

今季もかえる軍団に所属するのは、川本武史(トヨタ自動車)小関也朱篤(自衛隊)長谷川涼香(東京ドーム)ウラジミール・モロゾフ(ロシア)ケイティ・デルーフ(米国)の5人となった。

3季目のISLは、戦力均衡を図るために、競泳界で初めてとなるドラフト制度を採用。同制度におけるルールとして、これまでチームに所属した選手を、15人まで「プロテクト」できる。かえる軍団は、その第1弾として15人中5人を発表した形となった。

北島GMは「昨シーズン、東京フロッグキングスに所属し、活躍した選手の中から最初の5名を選出しました。今年も昨年同様の活躍をしてくれることを期待しています。残りのプロテクト選手については、来週(6月29、30日)のドラフトで発表いたします」とコメントを発表した。

「ISLドラフト」はまず各チームが最大15人をプロテクト選手を決める。その後はファン投票で1人、そしてISL参戦を希望した選手の中から11人を指名する。この時点で最大27人が決まる。同ドラフトには、世界各地から約940人、日本人選手も53人が登録している。

ISLドラフト終了後は、各チームのGMが残っている選手と直接交渉。1チーム最大36人まで選手を獲得することができる。

ISLは今季、3つのステージに分かれて開催される。まずは8月26日~9月30日、イタリア・ナポリでレギュラーシーズンから開幕。10チーム中8チームが11月のプレーオフに進出する。さらに上位4チームが12月末か22年1月の決勝に進出する。