バスケットボール男子のBリーグは22日、2026年からの新B1の将来構想について発表した。

充実したホームアリーナの確保をはじめ、入場者数や売上高などの経営力が参戦の審査基準となり、成績による昇降格を廃止する。

24年10月に初回審査を行い、初年度の新B1は10~18チームほどを想定。2年目以降も参戦の審査を継続的に行う。

島田慎二チェアマンは「バスケットボールがもっとメジャーになるためには、Bリーグ各クラブの経営力が強くならなければならない。そのためには制度の移行が不可欠」と説明。シーズンごとのチーム成績による昇降格をなくすことで、計画的経営を行えるようになり、クラブの成長が可能な環境を創出できるとした。

新B1に入ったクラブが経営努力を怠らないための審査も実施する。平均4000人の入場者数や年間12億円の売上高を数シーズンクリアできなかった場合には、資格剥奪のペナルティーが科せられる。