7度の大会優勝を誇る世界8位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)が、98年大会本戦初出場以来、自身初の1回戦負けを喫した。

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4大大会最多24度目の優勝に向け、残り1勝が遠い。セリーナがまさかの1回戦敗退だ。右太ももに真っ白なテーピングをして試合を開始し、3-1とリードした第5ゲームで足を滑らせた。

そのゲームを落とし治療を受けたが、3オールの3ポイント目で痛みから崩れ落ちた。動けない状態で、コート上で号泣。会見には現れず、自身のSNSに「胸が張り裂けそう」と心情を告白していた。