日本代表(世界ランキング10位)は、19年ワールドカップ(W杯)で歴史的勝利を挙げたアイルランド代表(同4位)に31-39で敗れた。

前半から日本らしい速いテンポの攻撃を仕掛けて一時はリードする場面もあったが、終盤は過去1勝9敗の宿敵に主導権を握られて8点差で惜敗した。

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アイルランドは19年W杯の雪辱を果たした。上限3000人の地元ファンの前で、5トライを奪って強豪の面目を保った。前半は日本の速い攻撃に苦戦し、連係ミスなども目立ったが、後半20分以降は主導権を握り、SOカーベリーのPGで確実に点を重ねた。ファレル監督は「何とか勝てた。(日本の)世界ランク10位という数字は参考にならない」と日本の実力を認めた。地元紙によると、11月に再びダブリンでテストマッチが計画されている。