同大が全国大学選手権2連覇を目指す天理大を35-19で退け、初優勝を飾った。前半を13-12で折り返し、後半11分にFWのモールで主導権を握るトライ。ボール争奪戦で圧力をかけ、3PGで着実に得点を重ねた。共同主将を務めるSH田村魁世(4年)は「通過点ですが、きつい練習の成果が出た」。公式戦での天理大戦勝利は、東京五輪7人制男子日本代表主将の松井千士(26=キヤノン)を擁した15年12月以来となる。天理大は同戦以降、秋のリーグ戦32連勝で5連覇中。田村は「秋に向けていい自信になる」と喜び、6年ぶりの王座奪還を誓った。