男子バスケットボールBリーグ1部(B1)の大阪エヴェッサが6日、大阪市の松井一郎市長(57)からハッパを掛けられた。表敬訪問で大阪市役所を訪問。10月2日の開幕三河戦(大阪・おおきにアリーナ舞洲)を前に、合田怜主将(28)は「(プロ野球の)阪神タイガースが調子良くて、優勝争いをしている。そこにも負けないで『大阪にはバスケットボールもあるんやぞ』となるよう頑張っていきたい」と言い切った。

昨季は西地区2位でチャンピオンシップ進出を果たしたが、準々決勝で川崎に屈した。松井市長からは「期待しているところは優勝です。優勝することによってエヴェッサの人気が上がる。『大阪エヴェッサ、ここにあり』と知名度が上がることで、元気づけられる」と力強い言葉でエールを送られた。チームでは大阪市内の小中学校へボールを寄贈する活動を続けており、天日謙作ヘッドコーチは「より一層、見ていて楽しい、お客さんが元気になるゲームをしたい」。地元での存在感をさらに高めていく。【松本航】