ラグビー・リーグワン1部の静岡ブルーレヴズの関係者らが16日、川勝平太静岡県知事(73)を表敬訪問した。山谷拓志(やまや・たかし)社長(51)は業界初のプロクラブ始動について、県のサポートなどで「やりやすい土地柄」と話し、川勝氏から「リーグ優勝に向け県全体で応援する」と激励された。チーム所在地の西部地区だけでなく、県内全域でラグビーを盛り上げようと談議に花が咲いた。川勝氏は「清水エスパルスの新スタジアムができたら、アイスタをラグビーで使ったらどうか」と提案し、中部地区での試合開催を望んだ。

19日には新チーム初実戦となる同3部・豊田自動織機と練習試合(袋井・エコパ、無観客)を行う。五郎丸歩CRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー、35)は「県民のみなさんに楽しんでもらい、我々を誇りに思ってくれるチームにしたい」と力を込めた。【倉橋徹也】