Xリーグ・オービックのRB李卓（26）が、日本人3人目のカナディアン・フットボール・リーグ（CFL）出場を果たした。

19日にホームのモントリオールで、ブリティッシュコロンビア戦のキッキングチームのメンバー入り。試合開始のキックオフでは見事にタックルを決めた。第4Qにはキックオフ・リターンにも出場し、29ヤードと19ヤードと2回のリターンで48ヤードを記録した。

李はNFLインターナショナル・プレーヤー・パスウェー・プログラムで、日本人初の候補選手となったが4選手の枠には入れず。CFLグローバルドラフトで3巡の全体24位指名されたモントリオール入り。開幕メンバーには入れなかったが、練習生メンバーでチームに同行。今季5試合目で初の出場となった。

試合後にはSNSに投稿し「久しぶりの試合、慣れないポジション、とにかく思い切りやって、ミスもありました。まだまだよくなれます。もっとハッスルしてチームの勝利に貢献したいです」とコメントした。試合は18－27で敗れて2勝3敗となり、次戦は24日にトロントと対戦する。

今季はXリーグから日本人6人がドラフト指名され、開幕メンバー入りしたブリティッシュコロンビアのK／P山崎丈路（28＝オービック）、ウイニペグLB丸尾玲寿里（25＝アサヒ飲料）に続いての出場だった。山崎は2試合で契約解除されたが、丸尾はキッキングチームで開幕6試合に出場している。