3季連続スーパーボウル進出を狙う本命チーフスが、連敗を喫して黒星先行となった。QBパトリック・マホームズ(26)は3TDパスをマークも、4つのターンオーバーを喫した。これが響いて、チャージャーズに24-30で敗れて1勝2敗となった。

前半3-14とリードされたが、後半はマホームズが3連続TDパスを決めて、2度逆転に成功した。FGで追いつかれると、マホームズが2本目のインターセプトを喫する。ここから勝ち越しのTDパスを決められ、最後の反撃も届かなかった。

マホームズはパスで260ヤードを獲得し、第3Qでパス通算獲得距離が1万5000ヤードを突破した。通算49試合目は、ラムズの33歳マシュー・スタッフォードの53試合を余裕で更新した。

前半はWRがはじいたボールをインターセプトされ、WRのパスキャッチ後とRBが連続でファンブルロストなどで、1本もTDを奪えなかった。合計4度のターンオーバーから3TDを奪われた。相手はターンオーバーなしと、ミス連発の差で白星を逃した。開幕前には全勝宣言していたマホームズだが、思わぬ序盤戦となった。

試合後にはアンディ・リード・ヘッドコーチが、大事をとって救急車で病院へ向かったという。いつも通りにチームの指揮は執り、選手にも不調だったという認識はなかったが、試合終了時に体調を崩したという。数時間で回復し、静養しているが、これもちょっと心配な出来事となった。