ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、51)は2日、合宿を行う宮崎市でオンライン会見に参加し、ロックのビンピー・ファンデルバルト(32=NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)がアキレス腱(けん)断裂の重傷であると明かした。

ファンデルバルトは9月30日に離脱が決定。ジョセフHCは「南アフリカで手術をする。彼は(選手として)忍耐強さを持っており残念」と明かし、長期離脱となる。19年W杯日本大会でも活躍したファンデルバルトは21年6~7月の欧州遠征にも参加し、全英・アイルランド代表ライオンズ戦、アイルランド戦に先発していた。

ジョセフHCは将来代表に選出される可能性の高い人材「ナショナル・デベロップメント・スコッド」で合宿に同行する、身長202センチのワーナー・ディアンズ(19=東芝ブレイブルーパス)についてコメントした際に「ビンピーがけがをし、機会があるかもしれない」と言及。他のロック陣の台頭に期待を込めた。