16年世界ジュニア選手権女王の本田真凜(20=JAL)が前夜の地震を振り返った。

約1年ぶりの公式戦となる今季初戦を控えた7日の午後10時41分に、千葉県北西部を震源とする強い地震があった。東京都足立区、埼玉県川口市、同県宮代町で震度5強を観測した中、真凜は現在の練習拠点がある横浜市内のホテルにいたという。同市は最大震度5弱を観測。発生時の状況を聞かれると「ホテルが、すごく揺れて。大変でした」と振り返った。

揺れが収まった後は「今は家族みんなバラバラに住んでいるので『大丈夫?』ってLINEを送り合いました。お兄ちゃん(昨年引退した太一さん)とか、仙台に向かう電車の中って言ってたよね?」と、同じ取材対応現場にいた妹の望結(17=プリンスホテル)に確認。末っ子の妹紗来(14=大阪・関大中)や両親は実家のある関西に住んでおり「久しぶりに家族LINEが稼働しました」と試合前日のハプニングを、記者の質問に答える形で明かしていた。【木下淳】