日本勢でただ一人、個人総合に臨んだ畠田瞳は53・798点で暫定3位につけた。「自国開催なのに、決勝に日本人が誰もいなかったらどうしよう」と重圧はあったが、決勝進出は確実にした。

種目別床運動の平岩優奈は、抗議でDスコア(演技価値点)の得点が修正されて命拾い。決勝に進めるのは各国・地域で最大2人だが、日本勢で村上、畠田瞳に次ぐ3番手から2番手で可能性が残った。初出場の芦川うららは種目別の平均台で大きくのけぞりながら落下を回避。メダルの期待がかかる決勝進出が見えた。