東京オリンピック(五輪)バスケットボール男子日本代表の馬場雄大(25)が、米NBAマーベリックス傘下のレジェンズで2年ぶりにプレーすることになった。チームが23日(日本時間24日)に発表した。

馬場は、「夢に向かって1日1日全力で頑張ります。よろしくお願いします」と発表リリースを引用してツイートした。東京五輪では全試合に先発出場し、アルゼンチン戦ではチーム最多18得点をマークした。

昨季はオーストラリアとニュージーランドのチームで構成されるプロリーグNBLで、メルボルンに本拠地を置くユナイテッドでプレー。レギュラーシーズン30試合に出場して1試合平均8・0得点をマークすると、プレーオフでも存在感を示してリーグ制覇に貢献。チームの最優秀守備選手にも選出された。

レジェンズには19-20年シーズンにも所属。コロナ禍で打ち切りとなるまで、41試合に出場して1試合平均約20分出場し、同6・3得点を挙げていた。

東京五輪前の今年7月には、俳優の森カンナとの結婚を発表。新婚ながら再び単身渡米し、NBA入りを目指す。

◆馬場雄大(ばば・ゆうだい)1995年(平7)11月7日、富山市生まれ。富山・奥田中では後輩の八村塁とチームメート。筑波大在学中の17年にBリーグのA東京に入団し、新人賞を受賞するなど活躍。19-20年シーズンはNBAマーベリックス傘下のレジェンズでプレー。20-21年シーズンはオーストラリアNBLのユナイテッドに所属し、リーグ制覇に貢献した。198センチ、90キロ。ポジションはスモールフォワード。