新潟アルビレックスBB(東地区)はシーホース三河(西地区)に58-81で敗れ、連敗は4に伸びた。前半は23-31と食らいついていたが、後半に引き離された。第3クオーター(Q)にSFロスコ・アレン(28)が11得点するも、決めた直後に失点する流れを止められない。第4Qは開始から連続9失点。要所で重ねたターンオーバーは計18個。アシストは三河の25に対し、14とボールを回すことができなかった。

気持ちは入っていた。前節北海道戦(16、17日)で同一カード2連敗。その後の練習でPFジェフ・エアーズ(34)がインサイドにもっとボールを入れるなど、味方の動きを指摘。「北海道戦はエナジーが足りなかった」と心構えからチームメートを叱咤(しった)。試合形式でハードに当たり、プレーの合間に確認をしあうなど、結束は固まっていた。

左腕を負傷したSG遠藤善(22)に続き、PG綿貫瞬(33)も左肩痛でこの日は不出場。台所事情は苦しいが、23日の2戦目、連敗脱出のためチーム力を再結集する。