上田藍(37=ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)が「ラストレース」で7度目の優勝を果たした。今季限りで五輪を目指すエリートレベルの大会からの撤退を宣言している上田は、東京五輪代表不在のレースで圧倒的な強さを披露。2位を1分以上引き離し、2時間4分35秒でゴールした。

2位には蔵本葵(33=東京ヴェルディ)、3位には中山彩理香(21=日大・アリーディ)が入った。中山は同時開催されたU-23日本選手権優勝となった。

男子はベテランの細田雄一(36=博慈会)がランで他を引き離し、1時間51分58秒で2回目の優勝。2位の徳山哲平(19=早大・ロンドスポーツ)がU-23日本選手権を制した。東京パラリンピックで米岡聡のガイドランナーとして銅メダルを獲得した椿浩平(29=三井住友海上)が8位に入った。