22年北京オリンピック(五輪)を目指す樋口新葉(明大)がSP69・41点で5位とした。

10月に行われたアジアンオープントロフィーで優勝した三原舞依(シスメックス)が同67・89点で7位、シニア2年目の河辺愛菜(木下アカデミー)は転倒などが響き同53・30点で12位だった。 エントリーしていた紀平梨花(19=トヨタ自動車)は、7月の右足関節骨軟骨損傷が完治していないとして、リハビリに専念するため欠場。


順位選手得点
カミラ・ワリエワ84.19
エリザベータ・トゥクタミシェワ81.24
アリョーナ・コストルナヤ75.58
アリサ・リウ73.63
樋口新葉69.41
カレン・チェン68.74
三原舞依67.89
イ・ヘイン62.63
マデリン・シーザス62.61
10エミリー・バウスバック59.53
11アリソン・シューマッハ55.47
12河辺愛菜53.30

樋口新葉

2A/3Lz+3T/FCSp/3F/CCoSp/StSq/LSp

冒頭のダブルアクセルを着氷。3回転ルッツ-3回転トーループも着氷した。3回転フリップも着氷し、スピンやシーケンスもレベル4を獲得した。

第2戦スケートカナダ女子SP 演技する樋口新葉(AP)
第2戦スケートカナダ女子SP 演技する樋口新葉(AP)
女子SP 演技する樋口新葉(ISU提供・ゲッティ=共同)
女子SP 演技する樋口新葉(ISU提供・ゲッティ=共同)
女子SPで5位の樋口新葉(ISU提供・ゲッティ=共同)
女子SPで5位の樋口新葉(ISU提供・ゲッティ=共同)

河辺愛菜

3A/3Lz+3T/FSSp/3F/StSq/LSp/CCoSp

冒頭のトリプルアクセルは転倒。3回転ルッツ-3回転トーループも軸が傾き転倒した。3回転フリップに2回転トーループを加え連続ジャンプをフォローした。演技後は悔しそうにリンクを見つめた。

女子SP 演技する河辺愛菜(ISU提供・ゲッティ=共同)
女子SP 演技する河辺愛菜(ISU提供・ゲッティ=共同)
女子SP 演技する河辺愛菜(ISU提供・ゲッティ=共同)
女子SP 演技する河辺愛菜(ISU提供・ゲッティ=共同)

三原舞依

2A/3Lz+3T/FSSp/3F/CCoSp/StSq/LSp

冒頭のダブルアクセルを着氷。3回転ルッツ-3回転トーループ、3回転フリップも着氷し、演技後はガッツポーズを見せた。

第2戦スケートカナダ女子SP 演技する三原舞依(AP)
第2戦スケートカナダ女子SP 演技する三原舞依(AP)
第2戦スケートカナダ女子SP 演技を終えた三原舞依(AP)
第2戦スケートカナダ女子SP 演技を終えた三原舞依(AP)
第2戦スケートカナダ女子SP 演技を終えガッツポーズする三原舞依(AP)
第2戦スケートカナダ女子SP 演技を終えガッツポーズする三原舞依(AP)

<出場選手>

グループ1

三原舞依(シスメックス)

アリソン・シューマッハ(カナダ)

河辺愛菜(木下アカデミー)

エミリー・バウスバック(カナダ)

マデリン・シーザス(カナダ)

樋口新葉(明大)

グループ2

イ・ヘイン(韓国)

カミラ・ワリエワ(ロシア)

アリサ・リウ(米国)

アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)

カレン・チェン(米国)

エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)


◆グランプリ(GP)シリーズ 欧州、北米、アジアを巡る6戦。勝ち残った6人、6組だけが、その先の大阪でのGPファイナルのリンクに立つことを許される。男子39人、女子45人、ペア26組、アイスダンス35組、20カ国から集うトップスケーターたちが出場2試合の成績で決まる日本行きの切符をかけ、熱き氷上バトルを繰り広げる。

◆フィギュアスケート北京五輪代表選考 シングルは男女ともに最大3枠を確保しており<1>全日本選手権(12月)優勝者が1人目<2>全日本2、3位、GPファイナル出場者上位2人、全日本終了時点の国際スケート連盟(ISU)シーズンベストスコア上位3人、の中から2人目<3>最後に(2)で漏れた中からISU世界ランキングなどを総合的に判断して3人目を決める。全日本出場は必須だが、過去に世界選手権3位以内など実績を持つ選手が、けが等でやむなく参加できなかった場合の救済措置もある。