慶大が3勝4敗の勝ち点16にとどまり、4位で全日程を終えた。7-7の前半18分、ゴール前でモールを作ると、フッカー原田衛主将(4年=桐蔭学園)がサイドを突いて勝ち越しトライ。7点をリードしたが、その後に逆転を許し、後半は6トライを献上した。

現役時代はサントリーなどで活躍した、元日本代表の栗原徹監督(43)は「一番残念なのは、後半、途中で少しメンタルが切れてしまった」と総括。原田も「前半はプラン通りに試合ができた。後半は相手のフィジカルに負けた。メンタルで落ちて、ずるずるいってしまった」と反省した。

全国大学選手権は4回戦からの登場となり、18日に秩父宮で近大(関西2位)とぶつかる。栗原監督は「最後の最後まで戦う姿勢を持てるように、2週間準備して、選手権に挑みたい」と言い切った。【松本航】