東地区5位の仙台89ERSが西地区3位の熊本ヴォルターズに77-73で勝利。連敗を「2」で止め、ホーム4連戦を白星でスタートした。

第1クオーター(Q)に5本、第2Qに5本。前半だけで10本の3点シュート(3P)を沈められるなど外の守備に課題を残し、前半を終えて38-43と5点差。しかし、後半は熊本の攻撃に堅守が適応。第3、4Qは3Pでの失点をそれぞれ1本に抑え、攻撃に流れを呼び込んだ。

第4Q、残り6分で66-66の同点。息をのむ接戦は残り5分7秒、仙台主将ジャスティン・バーレル(33)の2点シュートから流れが変わり、最後はバーレルがディフェンスリバウンドを獲得し、勝利をつかみ取った。

仙台藤田弘輝ヘッドコーチ(35)は、「オフェンス、ディフェンスの両方で我慢して、自分たちのバスケットに集中し、やり続けられたいいゲームだった」と総括した。今日5日の第2戦も堅守で勝利をつかむ。ケガ人が多く、出場メンバーが限られている中でもブースターを沸かせる準備はできている。